美容鍼と肌再生鍼の違い

1995年にアメリカの皮膚科医ノーマン・オラントラック兄弟が皮膚瘢痕の創傷融合を誘発するための皮下ニードリング使用の概念を提唱。

2006年にデスモンド・フェルナンデス医師が最初のマイクロニードリング製品を開発。これが今日のダーマローラーGmbH（ドイツ）になっています。

ドイツ人皮膚科医シュワルツ医師らによるダーマローラーを使用したマイクロニードリングによる創傷癒合、コラーゲン導入療法についての論文を参考に田中一行氏が「鍼で肌を綺麗にする｣新たな鍼術『ICCO式美顔はり』を開発します。

『ICCO式美顔はり』は、2019年に業界誌｢医道の日本｣に紹介されて大きな話題を呼び、その独自の技術や効果は皮膚科医からも評価を得ています。

現在はJMCAA日本メディカル美容鍼協会認定技術として認定希望協会員への技術・学術指導を行ない、全国に約１００名のICCO式美顔はり認定鍼灸師が施術を提供しております。

ダーマローラージャパンは2023年3月から日本での事業を開始。全世界の臨床現場で使用されているダーマローラーHC902の普及活動を全国各地で行なっております。

肌再生鍼で侵襲する深さは皮膚表面から約0.2～0.3㎜と浅く筋肉層まで鍼先が届きません。

そのため出血や内出血のリスクはほとんどありませんが、たるみを引き上げる等リフトアップを希望されている方にはあまり向いておりません。

• とにかく肌質を変えたい（乾燥・ニキビ痕など）
• 鍼を刺されるのは恐いけど肌質を変えたい
• 美容皮膚科などで美肌治療を検討している
• 日頃のスキンケアに加えて肌質を維持したい

主にこのようなお悩みやご希望の方に肌再生鍼は適しています。

マイクロニードリングによるコラーゲン誘発の効果を実感するには６ヶ月から１年位が目安となりますので、継続的な肌ケアをお勧め致します。