お肌トラブルの原因

たるみの三大要因　　

①肌の弾力の低下
②皮下脂肪の肥大化
③筋肉のコリ・老化・衰え

その他の要因

①外的要因　乾燥　紫外線　ストレス
②内的要因　活性酸素
③生活習慣要因　喫煙　睡眠不足　栄養不足

ほうれい線やマリオネットラインはお肌のたるみが主な原因と言われています。

 特にマリオネットラインは日常の癖を正すことが予防のひとつと言われています。 

主な原因

• 食事の際あまり噛まない
• 噛み合わせが悪い
• 頬杖をつく

たるみのお悩みは患者さん個々の考え方や捉え方があり、フェイスライン、目の下、ゴルゴライン、頬など、どの部位が特に気になるかをしっかりカウンセリングして施術致します。

たるみは筋肉の老化や皮膚の弾力低下が原因で皮膚や脂肪を支えきれなくなり起こってしまいます。

美容鍼では顔面の筋肉を支える咬筋、側頭筋など咀嚼筋へアプローチし、コリ固まった深い部分の筋肉の血行を促進して筋肉を通常の状態に近づけます。

皮膚や脂肪を支える筋肉が元来の状態に近付くと肌の張りも生まれ、たるみも解消に向います。

従って、お顔のたるみ改善には筋肉層までアプローチできる美容鍼の方が適していると考えます。

肌再生鍼は肌へのアプローチがメインの為、肌に張りがでることで多少たるみを解消することは可能ですが、しっかりたるみを解消したい方は美容鍼、もしくは美容鍼と肌再生鍼を併用して受けられることをお勧め致します。

しわとは

肌の一部が繰り返し曲げ伸ばしの運動をすることでできる溝

しわの主な原因

• 乾燥、紫外線、加齢によって表皮、真皮に変化が起こる。
• 加齢による肌の弾力低下
• 加齢による乾燥（肌の水分保持力低下）
• 気温や湿度の低下による乾燥
• 紫外線による真皮や表皮へのダメージから起こる弾力低下
• 加齢による女性ホルモンの低下

その他の原因

• コラーゲンの減少　
• タバコ　
• ストレス　
• お酒　
• 睡眠不足　
• 摩擦
• 表情筋の衰え　　
• 活性酸素　
• 不摂生な食事　
• 間違ったスキンケア（肌を強くこする）
• 加齢　老化　しわ

しわの種類

• 小じわ　紫外線・乾燥による肌ダメージ。ハリを支える真皮においてコラーゲンが減少し、エラスチンが劣化。
• たるみじわ　顔全体のたるみ（肌弾力の低下・筋肉のコリ、老化、衰え）
• 表情じわ　表情の変化による肌の折り畳み跡からできるしわ。加齢や紫外線ダメージで弾力を失い、柔軟性低下

お顔のお悩みの中で多いしわですが、しわの原因やしわの状態によってアプローチが変わります。

深く太いしわについては、しっかり筋肉層まで鍼を届かせて、深い部分の血流を改善する必要があると考えます。

浅く細いしわについては、肌細胞が多く存在する真皮層に達すればターンオーバー自体は促進されますので、美容鍼でフェイスラインの皮膚や筋肉を引き上げて、細かいしわには肌再生鍼を施すなどの方法が適していると考えます。

毛穴の役割

• 顔全体に約２０万個（生まれた時からほとんど変化なし）
• 毛穴から出る皮脂が肌に膜をつくり、外的刺激（ホコリ、化学物質）から皮膚を守る。（皮膚の保護）
• 毛穴から出る皮脂が肌の膜によって皮膚の潤いを保ち乾燥を防ぐ。（保湿）
• 毛穴から出る汗や皮脂とともに、体内の老廃物を輩出する（デトックス）
• 毛穴から適度な皮脂が皮膚のPHバランスを保って雑菌の繁殖を防ぐ（抗菌）

毛穴が開いて見える根本原因

• 皮脂の過剰分泌⇒汚れが混ざると黒ずむ原因になる。(酸化）
• 毛穴の角質肥厚
• たるみ
• ニキビ跡⇒ニキビを潰すと治癒後に瘢痕化し開いたままになる。

開きの種類

• 汚れ詰まり毛穴　触るとザラザラ
• たるみ毛穴　縦長の楕円形状
• 帯状毛穴　たるみ毛穴が進行し、連結してシワのようになる
• ニキビ毛穴　毛穴にいくつものニキビができている。１０代や生理前に多い

毛穴の開きを改善するには毛穴に詰まった角質層を排除することが重要となります。

丁寧なクレンジングと洗顔、スキンケア、生活習慣などセルフケアを継続的に行なう事は勿論、美容鍼では加齢などで衰えた皮膚や表情筋へアプローチ、肌再生鍼では肌細胞が存在する皮膚表面の真皮層へアプローチし、両者の鍼刺激で肌のターンオーバーが本来のサイクルに近づけば、毛穴に詰まっていた古い角質層が垢になって剥がれる落ち、本来の肌質を獲得できることが期待出来ると考えます。

しみの主な原因

• 紫外線　紫外線が肌に当たる⇒メラニン色素が作り出される⇒皮膚を守るために肌が黒くなる⇒肌のターンオーバーにより色素が剥がれる
• 女性ホルモン　黄体ホルモンが多く分泌されるとしみができることがある。
• 内臓トラブル　皮膚も内臓の延長線上
• 加齢　肌の老化⇒ターンオーバーが遅れる。３０代以降できやすい。
• 過剰な刺激　exナイロンタオルで擦る⇒肌が炎症を起こす⇒活性酸素が発生⇒メラノサイトが反応⇒メラニン色素生成⇒シミ
• 食べ物　ソラール含有食物を大量摂取　exレモン、ライム、パセリ、セロリ、いちじく

しみの種類

• 肝斑（かんぱん）　額や頬、目や口の周りに左右対象にできる。（妊娠や更年期障害）
• ソバカス　メラノサイトが日焼けで変質
• 老人性色素斑　高齢者の額から頬にかけて出るしみ。老化による皮膚の変化。

しみとくすみの違い

• しみ　肌の中にあるもの
• くすみ　肌の表面にあるもの⇒古い角質が残る状態

美容鍼を受けられる皆さんの多くがお悩みとして掲げるしみですが、美容鍼のみで完全に消失させることは残念ながら難しいと考えます。

しみの完全除去はレーザー治療が現時点で最も有効とされています。

しかし、美容鍼施術でもしみを薄くしたり、しみ発生の予防は可能ですので、美容医療との併用或いは美容医療受診後に美容鍼を継続して受けて頂くことをお勧め致します。

また、肝斑については炎症性のしみの為、直接鍼刺激を加えると悪化する可能性が高いと言われておりますので美容鍼は禁忌となっています。

• クマの種類と原因
• 青グマ　疲れや睡眠不足による血行不良
• 黒グマ　目の下たるみによって黒く見える
• 茶グマ　皮膚をこする、メイク落としが不十分などによる色素値着

クマへのアプローチは、種類によって異なります。

• 青グマ　目の周りや頬へアプローチして血行不良を改善しクマを解消します。
• 黒グマ　目の周りや額の筋肉を刺激して目のたるみを改善しクマを解消します。
• 茶グマ　色素沈着している部位に直接刺激し、肌のターンオーバーを促します。
  　　　　茶グマが最も改善に時間が掛かります。